通貨の種類と特徴

<<日本円>>
日本円の特徴は、何といっても現在は金利が低いことがあげられます。
経済の基盤はやはり自国製品の輸出であり、原料を海外から輸入して製品を輸出する加工貿易は現在も盛んに行われています。 日本貿易における最大の輸出国はアメリカであることから、日本円はアメリカドルの影響を多く受ける事になります。また最近は中国からの輸入増により、中国人民元の影響も受けやすい傾向が見られます。

<<米ドル(USD)>>
米国ドルの特徴は、世界の基軸通貨として流通していることです。
世界中の外国為替市場では8割以上が米国ドルが絡む取引とも言われ、日本経済とも綿密な繋がりがあります。 また米国ドルは有事に買いが多くなる通貨のために、世界各国での戦争やテロに影響を受けます。アメリカの情報は日本に入って来やすいため、ファンダメンタルズ指標に役立ちます。

<<ユーロ(EUR)>>
ユーロの特徴は、EU(欧州)13カ国が参加する統一通貨であることから、第二の基軸通貨といわれていることです。
米ドルの信頼が下がると、ユーロに買いが入る傾向があります。 ユーロの今後ですが、イギリスや北欧の国々とロシアなど不参加国の動向に影響を受けそうです。また政治的には各国ばらばらの状況から、通貨の安定取引を懸念する声も上がっています。

<<スイスフラン(CHF)>>
スイスフランの特徴は、永世中立国であることから地政学的な影響を受けずらい事が挙げられます。
現実にアメリカの同時多発テロでは、ドルを売りスイスフランを買う傾向がありました。 経済的に見るとスイスは輸出国であり、日本と同じような低金利であることが特徴です。ユーロ加盟への動向も注目されています。

<<カナダドル(CAD)>>
カナダドルの特徴は、資源国であることから今後の発展度が高いと期待できることです。
原油の産出量が多く、金や鉄などの鉱物資源、木材などの資源が豊富です。 資源国であるカナダの通貨であることから、今後はBRICsの発展などで資源需要が増えることからも、将来的にも安定推移する通貨としての期待が高まっています

<<オーストラリアドル(AUD)>>
オーストラリアドルの特徴は、何といっても金利が高いことでスワップポイントが高めです。
原油・石炭・金、鉄等の地下資源が豊富で、主にアジアに輸出されています。 またオーストラリアドルは、アメリカドルと反対の動きをすることが多いことと、欧州からのヘッジファンドによる乱高下があります。

<<ニュージーランドドル(NZD)>>
ニュージーランドドルの特徴は、隣国のオーストラリアと繋がりが非常に強く、その影響を受けやすいことです。
流通量が少なく、方向性が決まると一方向に動きやすいのも特徴です。 金利に関してはオーストラリア以上に高い設定ですが、これは地下資源を持たないために海外からの資金を流入させるための処置です。

<<南アフリカランド(ZAR)>>
南アフリカランドの特徴は、金・白金・ダイヤモンドなどの貴金属産出国であることから、これらの相場の影響を非常に強く受けることです。
2010年には4年に一度の世界的イベント、サッカーワールドカップが開催されるため、かなりの経済効果が見込めます。果たしてそれが通過にどう影響が出るのかが、注目されるところです。

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